大栄翔、出稽古解禁に充実感「あらためて出稽古というのは良いものだなと」高安にストレッチ教わる

 大相撲で各部屋間を行き来する出稽古が6日、解禁された。小結大栄翔らが所属する埼玉県草加市の追手風部屋では、訪れた元大関の幕内高安(田子ノ浦)と関取衆が稽古を行った。

 大栄翔は高安には三番稽古を含む11番で5勝6敗。「ありがたく胸を借りるつもりでやった。なかなかあそこまで当たりも強くて、残り腰もあるという力士の方はあまりいないので。自分から思いっきり当たっていける稽古ができた」と充実感をにじませた。

 稽古後は一緒にストレッチ。「高安関は昔に腰を痛めていて、自分も今、腰が痛いので、教えていただいた。すごい効きました。体のことをすごい勉強しているなと感心しました」と明かし「あらためて出稽古というのは良いものだなと思います」と、多くの学びがある出稽古の利点を実感した。

 夏場所は千秋楽まで優勝争いに絡んで11勝を挙げ、殊勲賞を獲得。名古屋場所へ向け「続けて2桁以上勝ちたいという気持ちはある。立ち合いの厳しさだったりとか、その後の攻めの厳しさ、土俵際の詰めの甘さとか、いろんな課題があるので、そういうところをしっかり1カ月みっちり稽古したい」と抱負を語った。

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