大関貴景勝が横綱照ノ富士戦で奇策猫だましも通じず 7敗目で崖っぷちに

 貴景勝を寄り倒しで破る照ノ富士(撮影・金田祐二)
 貴景勝(左)を寄り倒しで下した照ノ富士(撮影・高石航平)
 照ノ富士の顔のまえで手をたたく貴景勝(撮影・金田祐二)
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 「大相撲夏場所・13日目」(20日、両国国技館)

 大関貴景勝(常盤山)が横綱照ノ富士(伊勢ケ浜)相手に奇策猫だましを放つ場面もあったが不発。最後は横綱の圧力に寄り倒されて、7敗目を喫した。

 踏み込んできた照ノ富士をいなして、一時は優位に立ったが、決めきれず。一度離れてにらみ合う場面があったが、ここで貴景勝が相手の目の前で手を叩く猫だましを放ったが、横綱は揺らがず、最後はねじ伏せられた。

 この日は7敗同士だった御嶽海-正代の大関対決で、正代が敗れ、負け越しが決定。残り2日を残して、3大関の今場所の成績はこれで17勝22敗。場所を完走した3大関負け越しの可能性がある。

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