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玉鷲 活力満点 37歳鉄人ダイブ星「自分の相撲を信じて前に出られた」八角理事長も絶賛

 「大相撲夏場所・5日目」(12日、両国国技館)

 平幕玉鷲が大関御嶽海を押し出しで破り、1敗を守った。通算連続出場を1426回とし、元関脇高見山を抜いて史上単独4位、外国出身力士で同単独1位となった節目の日を、会心の白星で飾った。横綱照ノ富士は北勝富士を下して4連勝で1敗を堅守。大関貴景勝は阿武咲を退け3勝目を挙げたが、大関正代は遠藤に寄り切られ4敗目を喫した。全勝は碧山と一山本の平幕2人となった。

 活力に満ちあふれた一番で、玉鷲が歴史に名を刻んだ。頭から当たると大関の右差し狙いを左のおっつけで阻止。そこから突き放して左右ののど輪で攻め、さらに頭からぶちかます。ひるんだ相手の引きに乗じて一気に体ごと押し出し、一緒に土俵下へ転がり落ちた。過去3勝27敗だった天敵に快勝。「すごく良かった。自分の相撲を信じて前に出られた」と声を弾ませた。

 2004年春場所で初土俵を踏んで以来18年間無休。通算連続出場を1426回とし、あの高見山超えを果たした。記録自体には「あまり気にしていない。現役時代はあまり意識しないで、辞めたら感じると思う」としつつ、初の外国出身力士である大先輩には「名前をつぶさないように頑張っていきたい」と敬意を表した。

 今場所前の合同稽古にも4日間皆勤で参加。若い衆との稽古も「自分も楽しみだし、負けたくない」と歓迎すする。豊富な稽古量が37歳の元気の源だ。八角理事長(元横綱北勝海)も「押し相撲は頭からいくから、気持ちが入っていないと頭からいけない。気力があるのが素晴らしい。普段の努力。気持ちが若いよね」と絶賛した。

 とにかく休まず出続けるというすごみ。玉鷲は「自分だけじゃない。守る人間もいる。家族もいる。応援してくれる人たちもいる。そのためには、やっぱり痛いと言っている場合じゃない」とこだわりを明かした。6日目は照ノ富士戦。3場所連続の金星という快挙をかけて、鉄人は土俵に上がる。

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