ラグビー日本代表候補63人発表 堀江翔太が19年W杯以来の復帰へ

 日本ラグビー協会は9日、6、7月の代表活動に向けた日本代表候補メンバー63人を発表した。フッカー堀江翔太(埼玉)が2019年W杯日本大会以来の代表候補に復帰を果たした。15年W杯代表メンバーのCTB立川理道(東京ベイ)も選出された。

 若手選手では、すでに昨季代表デビューした20歳のロック、ワーナー・ディアンズ(BL東京)、ノンキャップで21歳の李承信(神戸)が候補に入った。

 ジェイミー・ジョセフヘッドコーチ(HC)は「コーチングチームとしては、リーグワンを注視してきており、そのラグビーのレベルや競争力にとても満足しています。日本国内トップチームでの競技は年々向上しており、以前にも増して、我々が世界レベルのチームを編成できる真の実力を証明する場となっています。

 今回のメンバー選考では、経験、潜在能力その他の適切なバランスを見極めるとともに、我々のプレースタイルを補完する能力と姿勢を持ち、かつ我々のスタイルを進化させる可能性を持つ選手を探しました。シニアプレーヤーは、経験豊富なチームのバックボーンとして重要な役割を担っていますが、同時に若いプレーヤーを指導し、導く役割も担っています。新しい選手には、ステップアップして自分の力を発揮し、チームに新たな一面をもたらす機会を得ることを期待しています。

 2023年のラグビーワールドカップを見据え、世界の強豪を相手にラグビーにさらに磨きをかけ、どのチームにも挑戦できるような最高のポジションに身を置くことが、私たちのセレクションのすべてです。なお今回、庭井祐輔、具智元、小瀧尚弘、ジェームス・ムーア、福井翔太、松田力也、小倉順平、中村亮土、松島幸太朗、セミシ・マシレワは、コンディション都合により選考対象外となりました」とコメントした。

 日本代表(世界ランキング10位)は6月にウルグアイ(同19位)と7月にフランス(同2位)とそれぞれ国内で2連戦を控える。一部選手を除く代表候補メンバーは5月14日大分・別府で合宿を開始する。

 以下日本代表候補メンバー

【FW】

プロップ 淺岡俊亮(トヨタ)、稲垣啓太(埼玉)、バル アサエリ愛(埼玉)、岡部崇人(横浜)、垣永真之介(東京SG)、北川賢吾(東京ベイ)、木津悠輔(トヨタ)、津嘉山廉人(横浜)、クレイグ・ミラー(埼玉)、森川由起乙(東京SG)

フッカー 坂手淳史(埼玉)、中村駿太(東京SG)、橋本大吾(BL東京)、堀江翔太(埼玉)、堀越康介(東京SG)、

ロック 秋山大地(トヨタ)、大戸裕矢(静岡)、ジャック・コーネルセン(埼玉)、サウマキ アマナキ(横浜)、辻雄康(東京SG)、ワーナー・ディアンズ(BL東京)、長谷川崚太(埼玉)、ビンピー・ファンデルヴァルト(大阪)、サナイラ・ワクァ(花園)

フランカー ベン・ガンター(埼玉)、嶋田直人(横浜)、下川甲嗣(東京SG)、セル ジョセ(花園)、古川聖人(トヨタ)、山本浩輝(BL東京)、ピーター・ラブスカフニ(東京ベイ)、リーチ マイケル(BL東京)

ナンバー8 テビタ・タタフ(東京SG)、徳永祥尭(BL東京)、姫野和樹(トヨタ)、ファウルア・マキシ(東京ベイ)

【バックス】

SH 小川高廣(BL東京)、斎藤直人(東京SG)、茂野海人(トヨタ)、中嶋大希(神戸)、流大(東京SG)

SO 田村優(横浜)、中尾隼太(BL東京)、山沢拓也(埼玉)、李承信(神戸)

CTB 梶村祐介(横浜)、シェーン・ゲイツ(浦安)、立川理道(東京ベイ)、テアウパ シオネ(東京ベイ)、ラファエレ ティモシー(神戸)、中野将伍(東京SG)、ディラン・ライリー(埼玉)

WTB 高橋汰地(トヨタ)、竹山晃暉(埼玉)、ジョネ・ナイカブラ(BL東京)、ゲラード・ファンデンヒーファー(東京ベイ)、シオサイア・フィフィタ(花園)、根塚洸雅(東京ベイ)、アタアタ・モエアキオラ(神戸)、山下楽平(神戸)

FB 尾崎晟也(東京SG)、野口竜司(埼玉)、山中亮平(神戸)

◆日本代表の今後の日程

6月18日 ウルグアイ戦(秩父宮ラグビー場)

6月25日 ウルグアイ戦(ミクニワールドスタジアム北九州)

7月2日 フランス戦(愛知・豊田スタジアム)

7月9日 フランス戦(東京・国立競技場)

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