小池祐貴が100M優勝、強烈向かい風で10秒49に「まあ許してあげようかな」 陸上・織田記念国際

 男子100メートル決勝を制した小池祐貴(撮影・北村雅宏)
 男子100メートル決勝を制した小池祐貴は、2着の東田旺洋(左)と握手を交わす(撮影・北村雅宏)
 表彰式でメダルを披露する(左から)東田旺洋、小池祐貴、伊藤孝太郎(撮影・北村雅宏)
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 「陸上・織田記念国際」(29日、エディオンスタジアム広島)

 男子100メートル決勝で、東京五輪代表で9秒98の自己記録を持つ小池祐貴(26)=住友電工=が、3・3メートルの強い向かい風の中で10秒49で優勝した。

 予選は激しい雨の中で10秒42(追い風0・3メートル)。決勝で雨はやんだが、多田修平(住友電工)が決勝へ進めないなど、雨風、気温の低さなど厳しいコンディションでの戦いを制した。

 今季の国内初戦となった小池は、決勝の風速を聞いて「3・3メートル?まあ許してあげようかな」と苦笑い。今季は米国でシーズンに入り、この日は「日本のトラックで一番いいリズムで走れたら」とまだ試運転だ。

 それでも「日本では実験的にいろいろ試して自分の型みたいなものが決まってきた」と収穫も口にした。今季も100、200メートルの2種目に取り組み、今夏の世界選手権(7月、米オレゴン)も「2種目で出場権を取ってから絞りたい」と話した。

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