東京SGが7連勝堅首 初先発初出場の山本が躍動 ヘイグ監督「将来性ある選手」

 「ラグビー・リーグワン、東京SG30ー3BR東京」(24日、秩父宮ラグビー場)

 2試合が行われ、プレーオフ進出を決めている首位の東京SGがBR東京を30-3で下して7連勝を飾り、13勝1敗で勝ち点を61に伸ばした。浦安は38-34で東葛に競り勝ち、4勝目(10敗)。

 初先発初出場のルーキー、フランカー山本がファーストプレーでいきなりインパクトを残した。試合開始のキックオフ直後に猛タックル。そこからチームでボールを奪い、前半2分のCTB中野の先制トライにつながった。

 慶大から加入。同期5人の中でデビュー一番乗りを果たした。「ルーキーなので、フレッシュな気持ちでエナジーを出してやっていこうと思っていた」との言葉通り、ハツラツとしたプレーで流れを呼び込んだ。

 ヘイグ監督も「練習からフィジカルの部分でいいプレーができていた。将来性もある選手」と期待する。「練習でもフィジカルバトルがすごい。普段の練習が生きているなと思いました」と手応えを話した山本。初代王者を狙うチームに、楽しみな力が加わった。

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