体操・宮川紗江 約4年ぶりの速見コーチ帯同に「いつも通りの気持ちで臨めた」
「体操・全日本個人総合選手権」(21日、東京体育館)
女子予選が行われ、16年リオ五輪代表の宮川紗江(サンミュージックプロダクション)が49・866点だった。今大会は暴力指導による無期限の登録抹消処分から復帰が承認された速見佑斗コーチが約4年ぶりに帯同。「コーチも復帰できたので、私も代表に復帰したい」と、話した。
段違い平行棒の着地を失敗するなどミスはあったが、予選1班を終えた時点で3位。「試合運びは良かった」と、うなずいた。
普段から練習を見てもらってはいるが、速見コーチが試合に帯同するのは約4年ぶり。「周りから見たら久しぶりにこの2人を見たという感じだったんですけど、自分的にはいつも通りの気持ちのまま試合に臨むことができた。復帰までに協力してくださった方がたくさんいる。感謝しかない」という。
昨夏の東京五輪の出場は逃し、迎えた新シーズン。目標は24年のパリ五輪に置いており、「今年は世界選手権の代表に復帰したい思いが強い。今日の予選がスタートライン」と、意気込んだ。
速見コーチは「新鮮な気持ち。4年間試合をサポートできず、しんどい思いをさせてきた。ようやくスタートラインに立てた」と話した。「選手の表情や空気感で、気持ちが読み取れる。深呼吸とかを間に挟んだり、メンタル面での調整がしやすかった。そこら辺はやりやすさはあったんじゃないかな」と、うなずいていた。
速見コーチは宮川への暴力を伴う指導により、18年8月に倫理規定違反で無期限の登録抹消処分を受けていた。「もう2度とそういう指導は行わない」と、埼玉県体操協会から復帰の申請があり、今年4月からの活動が許可されていた。





