バレー男子日本代表候補35人発表 フィリップ・ブラン監督「パリ五輪出場権を獲得できるように」
日本バレーボール協会は4日、今季の男子日本代表チーム登録メンバーの35人を発表し、オンラインで記者会見を行った。フィリップ・ブラン監督(61)は「日本男子チームがパリ五輪の出場権を獲得できるようにしたい。パリ五輪は私たちの最優先目標」と意気込んだ。
主将には、昨季に引き続き石川祐希(26)=ミラノ=が就任した。石川は音声メッセージで「キャプテンとしてできる限りチームに貢献していきたい」と意気込み、「パリオリンピックで結果を出すためのチームです。選手1人1が、全ての試合がパリにつながっているという意識を持ち、チーム一丸となって進んでいきます」と誓った。
今後は6月~7月のネーションズリーグ、8月~9月の世界選手権が大きな目標となる。ブラン監督は、「五輪出場は主に世界ランキングに基づいていて、ランクを上げる必要がある」と説明。「1つ1つの行動に全力を傾ける、積極的なチームの姿を常に見せることが大切です」と、1戦1戦が重要だと力説した。