レスリング・藤波朱理“霊長類最強女子”超え連勝記録狙う 日体大入学式で宣誓

 レスリングで昨年の世界選手権の女子53キロ級を制した藤波朱理(18)が3日、都内で日体大の入学式に出席した。新入生代表として宣誓を行い、「入学したんだなとすごく実感が湧いてきています」と笑顔だった。スピードスケートの高木美帆(日体大職)が歓迎の辞を述べた。

 24年パリ五輪の星が新たな門出を迎えた。藤波は大学生活の「全てが楽しみ」と目を輝かせ、「レスリングを頑張るのはもちろん、授業も頑張って4年間しっかり楽しんでいきたい」と意気込んだ。

 中学2年から続く連勝記録は90。目指すはレスリング界の伝説、“霊長類最強女子”の異名を持つ吉田沙保里さんが打ち立てた個人戦の206連勝。「自分が小さい時から世界の舞台で戦っている選手。すごく憧れる」と目を輝かせる。

 偉大な先輩の連勝記録はまだまだ遠い。「連勝記録は過去のことなので、あんまり気にしてない」と冷静に白星を積み重ねていくのみ。「今年の冬にはパリ五輪の予選が始まる。パリまで不敗でいって、パリで優勝できるように頑張っていきます」と明るく宣言した。

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