柔道・朝比奈沙羅が新型コロナ陽性で選抜体重別欠場、王子谷剛志も

 全日本柔道連盟は31日、全日本選抜体重別選手権(4月2、3日、福岡国際センター)に出場予定だった女子78キロ超級世界女王の朝比奈沙羅(ビッグツリー)が、新型コロナウイルス検査で陽性となったため欠場すると発表した。

 今大会は今年の世界選手権(10月、タシケント)の代表選考会を兼ねて行われる。同級では、東京五輪金メダルの素根輝(パーク24)が右膝のけがのため欠場。朝比奈は獨協医大に通いながら、医学部と二足のわらじで柔道の世界一を目指しているが、無念の欠場となった。

 また、男子100キロ超級の王子谷剛志(旭化成)も新型コロナ陽性のため欠場する。男女ともに最重量級は、今大会と体重無差別で争う4月の全日本選手権(女子=17日・横浜武道館、男子=29日・日本武道館)で世界選手権代表を選考する。

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