サーフィン 東京五輪銅の都筑有夢路がジャパンOP初V ご褒美は「マックのポテト」

 女子ファイナルで華麗なライディングを見せる都筑有夢路(撮影・西岡正)
 女子ファイナルで華麗なライディングを見せる都筑有夢路(撮影・西岡正)
 トロフィーとメダルを手に笑顔を見せる都筑有夢路(撮影・西岡正)
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 「サーフィン・ジャパンオープン」(30日、静波サーフスタジアム)

 女子決勝が行われ、東京五輪銅メダルの都筑有夢路(木下グループ)が合計17・76点で初優勝した。2大会ぶりの優勝を狙った松田詩野は準優勝。男子決勝は、村上舜が東京五輪代表の大原洋人を抑えて2大会ぶりに優勝した。都筑と村上は、今年のワールドゲームズ(WG=世界選手権に相当、詳細未定)の日本代表に決まった。

 東京五輪銅メダリストの波乗りは圧巻だった。都筑は決勝1本目の波乗りで、いきなり8・33点のエクセレントスコアをマークすると、2本目では鋭く波を攻め、9・33点。3本目でも8・43点と高スコアを並べて優勝につなげた。「(人工波プールで)始めての試合。優勝できたのはすごくうれしい」と笑顔だった。

 国内での連戦を終えた都筑のご褒美は「マックのポテト」という。27日に閉幕したアジアオープン後にもポテトを食べたが、「マック(の方がいい)かな…」と満足できなかったといい、「ずっと食べたいと思ってました」と目を輝かせた。

 日本代表に決まった20歳は、「目標のワールドタイトルへの通過点だと思って、この経験を次の試合に生かしたい」と誓った。4月には、日本を出国予定。海外を転戦し、プロ最高峰のチャンピオンシップツアー(CT)参戦を目指す。24年パリ五輪に向けても「パリは金メダル獲ります」と宣言した。自分を信じて、夢へと突き進む。

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