2022.03.28

大相撲　八角理事長が続投「公明正大な協会運営を行う所存」

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　日本相撲協会は２８日、東京・両国国技館で評議員会で選任を受けた理事による新理事会を開き、互選により全会一致で八角理事長（元横綱北勝海）の続投を決めた。任期は２年。１５年１１月に急死した北の湖前理事長（元横綱）の後を継いだ八角理事長にとって、実質４期目となる。

　理事には新任の佐渡ケ獄親方（元関脇琴ノ若）と伊勢ノ海親方（元幕内北勝鬨）、復帰となる陸奥親方（元大関霧島）らが名を連ねた。理事候補の１０人は１月の役員候補選挙で無投票によって決まった。

　八角理事長は協会を通じ「引き続き、大相撲の伝統文化の継承、土俵の充実を使命として、一所懸命に取り組んでまいります。また、新型コロナウィルス感染症への対応、収益構造の改革、お客様へのサービス拡充など、様々な課題解決に取り組みます。そのためにも、役員をはじめとした全協会員が結束をかため、また、外部の方々からの指導を真摯に受け止め、公明正大な協会運営を行う所存です」とコメントした。