ペア“りくりゅう”3位発進 ミスも「笑顔で終わること達成」日本勢10年ぶりメダルへ

 「フィギュアスケート・世界選手権」(23日、モンペリエ)

 ペアのショートプログラム(SP)が行われ“りくりゅう”こと三浦璃来(りく)、木原龍一組(木下グループ)は71・58点で3位発進となった。

 スロージャンプでミスはあったものの、テーマにしてきた「笑顔」を貫徹。爽やかに「ハレルヤ」を演じきった。

 「大きなミスを1つしたし、レベルの取りこぼしもあったけど、目標だった2人とも笑顔で終わることを達成できたので、それはよかったです」と三浦。木原も「僕たちのテーマが、毎試合過去の自分たちに勝つこと。他の国が出場しなかったことはあまり関係なかったし、急に練習に熱が入ることはなくて、リラックスしていた」と振り返った。

 芸術性を示す5項目の演技構成点は、出場14組中最高の35・15点をマーク。同じくSPで1つミスが出た五輪よりも0・69点向上した。「僕もそれは驚きました。僕たちもビックリしました」と木原。2012年大会の高橋成美、マービン・トラン組の3位以来となる、日本勢10年ぶりのメダル獲得を射程に捉えた。

 フリーは24日(日本時間25日早朝)に行われる。

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