山口茜 圧倒的な強さで全英OP初V 「手が届かなかった大会」での栄冠に喜び

 「バドミントン・全英オープン」(20日、バーミンガム)

 女子シングルス決勝が行われ、昨年12月の世界選手権覇者で第2シードの山口茜(24)=再春館製薬所=が第4シードの安洗塋(韓国)に21-15、21-15でストレート勝ちし、初優勝を果たした。

 またもビッグタイトルをつかんだ。山口は「数ある大会の中で伝統があり、他とは違った価値がある」と位置付けていた舞台で圧倒的な強さを発揮。「何度も出場してタイトルに手が届かなかった大会でうれしい」と栄冠の余韻に浸った。

 決勝は20歳の新鋭との対戦だったが受け身にはならず、多彩なショットで揺さぶって1ゲーム目を先取。ミスが増える相手と対照的に、2ゲーム目も抜群のフットワークで主導権を手放さなかった。

 東京五輪は「気にしすぎたところはあったと思う」と8強止まり。五輪後は自然体を意識し、快進撃を続ける。「長くてきついラリーが多くても気持ちの面で準備できていた。集中してやれていたから、大きく崩れることなく最後までできた」と充実感を漂わせた。

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