東京五輪空手男子75キロ超級銅メダルの荒賀龍太郎が現役引退「本当に幸せでした」

 東京五輪の空手男子組手75キロ超級で銅メダルを獲得した荒賀龍太郎(31)=荒賀道場=が14日、自身のインスタグラムを更新し、現役引退を発表した。東京五輪では目標としてきた金メダルには届かなかったが、「皆様におめでとうと声をかけて頂き、自分がやってきた事は間違いではなかったのだと肩の荷がおりた瞬間でした。私の現役生活は本当に幸せでした」と思いをつづった。

 3歳から空手を始め、両親が経営する道場で稽古を重ねた。京産大1年の時に史上最年少で全日本選手権を制覇。12、14年の世界選手権で銀メダルを獲得し、16年世界選手権では金メダルに輝いた。

 「空手を通じて様々なことを経験し、強く成長させてもらえたこと、そしてメダルを取るまでの過程で切磋琢磨してきた仲間、ライバル、指導してくださった先生方、応援してくださった方々、すべて私の宝物です」と支えてくれた周囲への感謝を述べ、「現役選手としての荒賀龍太郎は幕を下ろしますが、一空手家として、そして次は指導者としてこれからも空手界の普及発展に貢献していきたいと思います」と、今後は後進の指導にあたる考えを明かした。

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