陸連 世陸の報奨金大幅減 金1000万が300万「財政を考えて」17年前の水準に

 日本陸上連盟は14日、理事会を開催し、22年7月の世界選手権(米オレゴン州)やアジア大会の報奨金を決定した。

 世界選手権は金メダルが300万円、銀メダルが200万円、銅メダルが100万円に(4位80万円、5位70万円、6位60万円、7位50万円、8位40万円)。東京五輪前の15、17、19年の3大会は金メダルが1000万円だっただけに、700万円の大幅減となった(19年大会は金メダル1000万円、銀メダル500万円、銅メダル400万円、4位150万円、5位100万円、6位100万円、7位80万円、8位80万円)。

 風間専務理事は「正直なところ、近年の財政バランスを考えて、05年のヘルシンキ大会の金額を参考にした」と、説明。17年前の水準に合わせる減額。コロナ禍の影響もある中、東京五輪後にスポーツ団体が直面する厳しい現実を突きつけられる形となった。

 9月アジア大会(杭州)の1位の報奨金は100万円で前回大会の金額が維持された。

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