新関脇の阿炎「調子はいい感じになってきている。あとは勝負に対する熱量を高めていく」

 春場所に向けて調整する新関脇阿炎(日本相撲協会提供)
 基礎運動で汗を流す新関脇阿炎(日本相撲協会提供)
2枚

 大相撲春場所(13日初日、エディオンアリーナ大阪)に新関脇として臨む阿炎(27)=錣山=が7日、都内の部屋で稽古後に電話取材に応じ、順調な調整ぶりを明かした。

 初場所後は横綱大関陣を含む関取衆にも新型コロナウイルス感染者が相次いだが、阿炎は感染せず。この日は幕下と約15番の三番稽古をこなし「調子はいい感じになってきている。あとは勝負に対する熱量を場所に向けて高めていく」と手応えを口にした。

 ガイドライン違反による3場所出場停止処分で幕下まで降下。復帰から1年で、自己最高位まで番付を駆け上がった。春場所は大阪では3年ぶりの有観客開催。「今はとにかく自分をいろんな人に見てもらって、変わっていく姿を見せたいとしか思ってないので」。改心した姿を披露したいという気持ちは強い。

 ここ2場所連続で12勝。数字の目標は掲げなかったが、大関への足がかりを期待する声には「そう言っていただけることはうれしい」と喜び、「もっと頑張らないとという気持ちになる。別に大関うんぬんとかじゃなく、また思っていただけるような相撲を見せられたら」と意気込んだ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス