正代 大関昇進の御嶽海を刺激にかど番脱出だ 新型コロナ感染も体調「問題ない」

 「大相撲春場所」(13日初日、エディオンアリーナ大阪)

 大関正代(30)=時津風=が4日、都内の部屋で稽古後に電話取材に応じ、かど番脱出への意気込みを示した。

 2月7日のPCR検査で新型コロナウイルス感染が判明。発熱と喉の違和感に加え、味覚異常の症状もあった。療養後の同18日から稽古を再開し、現在の体調は「問題ない」。調整遅れを取り戻すべく、幕下と連日20番程度、普段より多い番数をこなしている。

 同じ学生相撲出身で1学年下の御嶽海が大関に昇進。先輩大関の正代は「さらに意識してしまうのかな」と当然刺激を受ける。正念場の春場所へ「コロナにかかったのを感じさせないような相撲が取れたらいい。とりあえずは勝ち越しを目指して」と目標を掲げた。

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