競泳 入江陵介「幸せですが、上を見て」7大会連続世界選手権内定も慢心なし

 男子100m背泳ぎ決勝で優勝し、派遣標準記録を突破した入江陵介(右)=撮影・伊藤笙子
 男子100m背泳ぎ決勝で泳ぐ入江陵介(撮影・伊藤笙子)
 男子100m背泳ぎ決勝で優勝し、派遣標準記録を突破した入江陵介(撮影・伊藤笙子)
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 「競泳・国際大会日本代表選手選考会」(3日、東京辰巳国際水泳場)

 男子100メートル背泳ぎ決勝が行われ、入江陵介(32)=イトマン東進=が52秒94で優勝した。世界選手権(6月、ブダペスト)の派遣標準記録(53秒60)を突破し、7大会連続となる世界選手権代表内定を決めた。

 前半から奪ったリードを広げてフィニッシュしたが、好調を維持していただけに「もっといいタイムを狙っていたので、あまり満足していない」と評価は辛口。7度目の世界選手権切符獲得については「幸せですが、メダルからは遠のいている。決勝に残ることに満足せず、上を見て頑張りたい」と、慢心した様子はなかった。

 5日には200メートル背泳ぎに出場予定。「精神的にもきつい」種目だが「僕を超えてくれたら(世界大会で)決勝に残れるよ、と」と若手の奮起に期待しながら出場を決意したという。「もう少し(タイムを)上げればメダルラインなので、年とともにきつくなりますが、あと少しだけ頑張ろうかなと」と笑みを浮かべながら意気込みを語った。

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