水谷隼が引退セレモニー 長女サプライズ登場に感激「泣きそうです」後輩から胴上げも
卓球男子で東京五輪混合ダブルス金メダルの水谷隼(32)が27日、東京・アリーナ立川立飛で引退セレモニーを行い、集まったファンの前で現役生活に別れを告げた。関係者や後輩からねぎらいを受け、また、まな娘からのサプライズでの花束贈呈に感激するシーンもあった。
最後のあいさつ前、“ファン代表”として水谷のユニホームを来て登場したのは、水谷の長女・茉莉花ちゃん(7)だった。娘からのサプライズでの花束贈呈に、水谷は目尻を下げ、「昨日まで家族で一緒にいたのに(娘からの花束を)何も聞いてなくて、本当にビックリしているし、泣きそうです」と感無量の様子だった。
セレモニーでは、チームメートでもある張本智和(18)、松島輝空(14)とそれぞれエキシビションマッチを行い、日本卓球男子の未来を次世代に託した。また、五輪2連覇の馬龍(中国)、元世界ランク1位のオフチャロフ、ボル(いずれもドイツ)らからもビデオメッセージが寄せられた。最後は、この後Tリーグの試合を控えている東京と、対戦相手の琉球の選手からの胴上げで送り出された。
全日本選手権で前人未到のシングルス10度制覇、リオデジャネイロ五輪での日本男子初のメダル、そして東京五輪で日本卓球界初の金メダルなど、輝かしい偉業を成し遂げてきたカリスマ。感動的なセレモニーに「現役の時は1人だと思って戦ってきたが、自分は1人じゃなかったんだと。たくさんの仲間がいてくれたんだと感じてうれしいし、思い残すことはない」と万感の様子。「今日がまた新たなスタート。まだまだやりたくこともたくさんある。また輝いている姿を皆さんに見せられるように頑張っていきたい」と、晴れやかな表情でコートを去った。





