「ＮＢＡ、ウィザーズ１５３－１５７スパーズ」（２５日、ワシントン）

　ウィザーズの八村塁（２４）が１９分３０秒の出場で８得点、１リバウンド、２アシスト、１スチール。６戦連続で３点シュートを決め、シーズンの成功率を４６％（１９／４１）に上げた。チームは２度の延長戦の末、敗れた。

　オールスター戦を挟み、８日ぶりに臨んだ公式戦。第１Ｑ残り３分４３秒からコートに立った八村はスチールからの速攻で得点すると、同残り１分２１秒にはリング下に飛び込んだギルに絶妙なアシストパスを記録した。

　第２Ｑは開始直後にトップの位置から３点シュート成功。同Ｑ６分には右からのドライブでファウルを誘ってフリースロー１本を沈めた。

　前半を終わって７１－７５。後半の八村は第３Ｑ８分から出場し、同１０分３２秒にブライアントのスクリーンを利用してレイアップを決めて８得点目をマークした。第４Ｑは開始４分で立て続けに２つのファウルを犯し、この試合３つ目となったところでベンチに下がった。

　ウィザーズは第４Ｑ残り２分、８点ビハインドから追いつき、延長戦に持ち込む。しかし、２度目の延長戦で惜敗。八村は最初の延長戦に終了間際に１７秒出場したが、２度目の延長戦は出番がなかった。

　この日の八村は３点シュート２本のうち１本を決めて成功率は４６％。１年目の２９％、昨季の３３％から確実に成長のあとを見せている。