川内優輝 因縁も“統合”メダル宣言 2大会統合「大阪・びわ湖毎日マラソン」27日号砲

 大阪マラソン・びわ湖毎日マラソン統合大会(27日、大阪府庁前~大阪城公園前)に出場する招待選手が25日、大阪市内で会見した。昨年のびわ湖毎日で自己ベストの2時間7分27秒をマークした川内優輝(34)=あいおいニッセイ同和損保=は「(統合前の)大阪、びわ湖毎日のどちらも4位が最高だったのでそれを上回りたい。記録よりもメダルを目標にやる」と意欲。元日本記録保持者の設楽悠太(30)=ホンダ=も意気込みを語った。

 34歳の川内が絶好調宣言だ。1月には10キロの自己新記録を出し、今月ハーフマラソンの自己ベストも10年ぶりに更新したとあって「ここ2カ月全部いい練習ができて、思い通りの調整ができている」と自信たっぷり。「記録よりもメダル(3位以内)が目標。前回の優勝タイム(2時間7分47秒)くらいいかないと3位以内は取れない」とボルテージを高めた。

 2大会が統合されての初開催。大阪市内を走るコースも新しくなるが、自身は大阪、びわ湖毎日ともに4位が過去最高とあって「嫌な順位が残っていた。心残りの3番以内を取る一番いいチャンス」と、因縁も“統合”してエネルギー倍増だ。

 毎月のようにマラソンを転戦することで知られるが、新型コロナ禍とあって勝手が異なる様子。「旅行が好きで、本来は走ったら観光しておいしいものもついてくるが、今は厳しい目があるのでマラソンに集中する」と苦笑い。無味な“新しい競技様式”を余儀なくされているが、快走で旅の思い出を作る。

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