【ロンドン共同】国際スポーツ仲裁裁判所(CAS)は18日、東京五輪の陸上男子400メートルリレーで2位に入った英国のチジンドゥ・ウジャの検体から禁止薬物が検出された問題で、同選手をドーピング違反で失格として英国の銀メダルを剥奪すると発表した。
ロイター通信によると3位のカナダが銀、4位の中国が銅メダルに繰り上がる。27歳のウジャは英国陸連を通じ、知らずに禁止成分を摂取したと釈明した上で「残念ながらCASの裁定を受け入れる。このことは一生後悔し続ける」とコメントした。
同種目はイタリアが優勝し、日本は途中棄権した。