大相撲の横綱照ノ富士が1日、東京・明治神宮で奉納土俵入りを行った。新春恒例行事で1月の初場所前の開催が慣例だが、昨年は新型コロナウイルス禍で中止。今年は初場所前から延期されていた。
照ノ富士は昨年7月の名古屋場所後、第73代横綱に昇進。明治神宮では8月に横綱推挙式とともに奉納土俵入りを披露した。当時と同じく一般参拝客が入れない社殿内で実施し、太刀持ちに宝富士、露払いに照強を従えて不知火型を披露した。
初場所で照ノ富士は11勝4敗に終わり、1919年夏場所の栃木山以来となる103年ぶりの新横綱場所からの3連覇を逃した。