日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)は24日、東京・両国国技館で定例会合を開き、大相撲初場所で3度目の優勝を果たして大関昇進を確実にした関脇御嶽海について、矢野弘典委員長(産業雇用安定センター会長)は「相撲界に新しい風が吹いてくるということで、ぜひ今後に期待したい」と話した。
矢野委員長は相撲内容にむらがある点が気になっていたという。それだけに「ここのところは人が変わったように活躍した。大関は看板だから本当に活躍してほしい」と言葉に力を込めた。
新横綱昇進からの3場所連続優勝を逃した照ノ富士に対し古傷の両膝の状態を心配する声が上がったという。