3度目五輪内定の高梨沙羅が決意表明「北京五輪では成長した姿を」

 2月に開幕する北京五輪代表に内定したスキージャンプ女子18年平昌五輪代表の高梨沙羅(25)=クラレ=が9日、マネジメント会社を通じてコメントを発表した。

 まず「北京五輪日本代表選手に選ばれてとても嬉しいです。色々なことが起こった4年間でしたが、厳しい状況の中でも支え続けてくださったスポンサー様、チームの皆さま、家族、そして応援し続けてくださった皆さまへの感謝の気持ちでいっぱいです」と周囲への感謝を綴った。

 平昌五輪後は苦しむ時期もあったが、北京五輪に向けて、自身のジャンプを固めてきた。3度目の五輪。悲願の金メダルの期待も懸かる中、「平昌オリンピックからの4年間は自身のジャンプを見直すべく、ゼロから仕切り直し様々なトレーニングを重ねてきました。北京五輪では成長した姿をお見せできるよう、今は本番へ向け準備しています。私にとっては3度目のオリンピック出場になります。この4年間で経験したこと。積み上げてきたことを出し切り、感謝の気持ちを伝えられるような結果で終えられるように頑張ってきます。 高梨沙羅」と、決意をつづった。

 女子は高梨のほか、伊藤有希(27)=土屋ホーム=、岩渕香里(28)=北野建設=、勢藤優花(24)=北海道ハイテクAC=の合計4人が内定した。

 女子は1月に予定されていた札幌、蔵王でのW杯も選考対象だったが、新型コロナウイルス感染拡大による水際対策の強化により中止となり、前倒して8日に内定選手が発表された。日本ジャンプ陣は1998年長野五輪以来の金メダル獲得の期待が懸かる。

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