村上右磨 五輪決定的 3位で初切符「一番重要なことだったのでうれしく思う」
「スピードスケート・北京五輪代表選考会」(29日、エムウェーブ)
男子500メートルは国内最高記録を持つ村上右磨(29)=高堂建設=が34秒66で3位に入り、代表入りが決定的。優勝は34秒50の森重航(21)=専大=で、新浜立也(25)=高崎健康福祉大職=が34秒52で2位だった。2人は既にW杯の成績で代表入りを確実にしていた。
代表入り確実の2人に次ぐ3位に、好記録で入った村上は「代表権は取れたと思う。このレースで一番重要なことだったので、うれしく思う」と表情を緩めた。もちろん「内容は良くなくて、タイムはもっと出た」と満足感はないが、やはり安ど感が強かった。
大学中退後は父が営む「村上電気」を所属とし、後援会からの支援にも頼りながら競技生活を続けた苦労人。「あと1カ月、もっといい準備をして自信を持って臨みたい」。29歳にして初五輪の夢がグッと近づいた。
レース当日にW杯の帰国後隔離から解放された。「朝、初めてコンビニに行った。やっぱりいい。ポジティブな気持ちでホテルを出られた」。練習はできていたが、開放感も背中を押したようだ。





