りくりゅう 団体戦メダル獲得へ決意 三浦璃来「少しでも尽力」木原龍一「自分が強く」

 北京五輪代表に選出されたペアの三浦璃来(20)、木原龍一(29)組=木下グループ=が27日、練習拠点のカナダからオンラインで取材対応した。結成3季目の「りくりゅう」は、団体戦でのメダル獲得へ意欲を語った。

 木原は「今回初めて自信を持って臨める」と3度目の五輪へ手応え。初出場となる9歳年下の三浦は「全選手があこがれる大きな舞台。結果が残せたら幸せ」と思いをはせた。

 今季は日本人同士ペアとして初めてGPファイナルの出場権を獲得。日本が苦手としていたカップル競技で世界と戦える存在に成長し、メダルを狙う団体戦でも鍵を握る。

 木原は「素晴らしい選手がそろっているので力を合わせてベストを尽くしたい」と気合十分。14年ソチ、18年平昌でも団体戦に出場し、ともに5位に終わった。「過去2大会はシングルの方と一緒ならメダルを取れるかもと甘い考えがあった。自分が強くならなければメダルは取れないとわかった」と言う。三浦も「少しでも尽力したい」と同調した。

 トロント郊外の拠点で、クリスマスには手作りの「キムチみそ鍋」を囲んだという仲良しペア。競技人口の拡大へ「僕たちが結果を出し続けることが近道。日本の将来につながると思う」と木原は意気込んだ。

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