“りくりゅう”五輪団体戦メダルへ気合「力を合わせてベスト尽くす」

カナダからリモートで取材に応じたフィギュアスケート・ペアの三浦璃来(左)と木原龍一
カナダからリモートで取材に応じたフィギュアスケート・ペアの三浦璃来(左)と木原龍一
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 来年の北京五輪代表に選出されたフィギュアスケート・ペアの三浦璃来(20)、木原龍一(29)組=木下グループ=27日、練習拠点のカナダからオンラインで取材対応した。「りくりゅう」の愛称で知られる2人は、五輪団体戦でのメダル獲得へ意欲を語った。

 木原が3度目、三浦が初の五輪。木原は「過去2大会は自信が持てず、自分でいいのかと思っていた。今回初めて自分に自信を持って臨めると感じている」と言い、三浦は「4年に一度の全選手があこがれる大きな舞台。結果が残せたら幸せ」と目を輝かせた。

 日本人同士のカップルで初めてGPファイナルの出場権を得た2人は、シングルに比べて活躍が少なかったペア競技に風穴を開けた存在。木原は「個人戦では過去2大会フリーに進んだことがないが、すべての技に自信を持って、自分たちに勝つことに自信を持っていきたい」と抱負を述べた。

 メダルを狙う団体戦でも鍵を握る存在。「素晴らしい選手がそろっているので力を合わせてベストを尽くしたい」と気合十分の木原は、「過去2大会はシングルの方と一緒ならメダルを取れるかもと甘い考えがあった。平昌五輪が終わって、自分が強くならなければメダルは取れないとわかった」と言う。三浦も「少しでも力になれるように尽力したい。個人戦は過去の自分たちに勝つという目標をかなえたい」と気持ちを込めた。

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