村上茉愛さん 母校日体大で指導者デビュー 試合前には引退セレモニーも
「体操・全日本団体選手権」(11日、国立代々木競技場)
女子が行われ、日体大が4種目合計157・629点をマークし、7大会連続27度目の優勝を果たした。レジックスポーツが153・897点で2位となり、鯖江高(福井)が3位だった。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となり、2年ぶりに開催した。
東京五輪の女子種目別床運動で銅メダルを獲得した村上茉愛さん(25)の引退セレモニーが女子団体の試合前に行われ、「素晴らしい形で引退できた。これからは日体大で選手に信頼される指導者を目指して頑張る」と笑顔であいさつした。
同種目で金メダルを獲得した10月の世界選手権で現役生活を終え、母校の日体大コーチに就任。この日が“指導者デビュー”で、会場では7連覇を達成した後輩たちの戦いを真剣な顔つきで見守った。