設楽悠太が20キロでリタイヤ ×サインで申告 1年半ぶりマラソン

 力走する設楽悠太(代表撮影)
一斉にスタートする選手たち(代表撮影)
一斉にスタートする選手たち(代表撮影)
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 「福岡国際マラソン」(5日、平和台陸上競技場発着)

 1947年の初開催から75回目となる今回が最後の開催となる大会がスタートしたが、元日本記録保持者で優勝候補に挙げられていた設楽悠太(ホンダ)が20キロ地点で棄権した。

 レースは序盤から5キロ14分47秒、10キロ29分39秒、15キロ44分30秒と2時間5分台前半を狙えるハイペースで推移。設楽も先頭集団につけていたが、15キロ過ぎから集団の後方に置かれ始めていた。

 20キロ地点で腰に手をあて歩きはじめ、係員に×(ばつ)サインを出してレースをやめることを申告。手を両膝にやり苦しそうにする様子も見受けられた。

 設楽は18年東京マラソンで2時間6分11秒の当時の日本記録をマークした。東京五輪代表選考では19年のマラソン・グランド・チャンピオンシップ(MGC)で14位に敗れ、20年3月の東京マラソンでも16位に終わり、代表入りを逃した。今大会が1年半ぶりのマラソンだった。

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