ラグビー大学選手権 昨季V天理大の関西リーグが1増で4枠に 決勝は来年1月9日

 日本ラグビー協会は12日、「第58回全国大学ラグビーフットボール選手権大会」の大会概要および組み合わせを発表した。今大会では例外的に合計15チームが出場し、計14試合を開催することが決まった。

 昨季の第57回大会において新型コロナウイルス感染症の影響で出場を棄権したチームが生じたため、第57回大会レギュレーションに準じ本大会は14チームの参加予定だったが、協会の競技運営委員会大学大会部門会にて検討を重ねた結果、当初の予定枠に前回大会優勝チームの所属リーグ・グループから1枠を足し、3回戦の1試合を追加して開催することとなった。よって、関西リーグの出場枠が3から4に増加した。

 大学選手権の出場枠は前年度の成績で決まっており、決勝進出チームの所属するリーグには次年度の大会で1枠追加される。もともとの出場枠は関東対抗戦、関東リーグ戦、関西リーグなどが3枠。昨季は関西の天理大が優勝し、対抗戦の早大が準優勝だったため関西が4枠、対抗戦4枠になるのが通常だった。

 ただ、昨季に協会は「次大会の各リーグの出場チーム数とシード枠の決定について、今大会において新型コロナウイルスの影響に起因する一部出場チームの棄権が発生した場合は、公平性を鑑み、次大会も今大会同様の出場チーム数、及びシード枠を踏襲するものとする」というレギュレーションを作成していた。

 それに従うと、前々回大会に決勝進出した早大、明大の所属する対抗戦に2枠プラスのみのはずだったが、今回協議の結果、前回王者の天理大が所属する関西リーグにも1枠プラス。これで、対抗戦5枠、関東リーグ戦3枠、関西リーグ4枠となった。

 11月21日から1回戦が始まり、22年1月9日に決勝を行う。本大会は有観客で行い、1回戦から3回戦までは無料試合、4回戦以降は有料試合となる。

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