五輪メダリスト3人でバーチャル駅伝リレー 高橋尚子さん「20年前にやってみたかった」

笑顔でゴールする(左から)有森裕子さん、高橋尚子さん、野口みずきさん=日産スタジアム
 スタート前にガッツポーズで意気込んだ(左から)野口みずきさん、高橋尚子さん、有森裕子さん=日産スタジアム
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 大手スポーツメーカーのアシックスは12日、11日から22日で開催しているバーチャル駅伝レース「ASICS World Ekiden2021」の実走取材会を日産スタジアムで行い、女子マラソンで五輪メダリストの有森裕子さん(54)、高橋尚子さん(49)、野口みずきさん(43)が出席した。

 「ASICS-」は42・195キロを6区間に分割した駅伝形式のリレーマラソン。好きな場所、好きな時間に走ったそれぞれの走行の合計タイムで順位を競うバーチャル駅伝で、今回は前日までに3人で合計27・195キロを走り、この日は1人5キロずつ走った。

 打ち合わせでは1キロ6分ペースとしていたが、1番手の有森さんが想定以上の速さでタスキリレー。先輩の快走を見た2番手の野口さん、3番手の高橋さんも好走し、最後は3人で笑顔でゴールした。

 3人でチームを組むのは初めてで、有森さんは「素晴らしい後輩の皆さんにタスキを渡せると思わなかったし楽しかったです」と笑顔。野口さんは「これを見てくださった皆さんにもどんどんつながっていくと思う。バーチャルでも刺激を受けると思うので、自分のおしりに火が付いて負けないぞという気持ちで走れると思うので、楽しんで欲しい」と話した。

 アンカーを務めた高橋さんも「野口みずきさんがタスキを持って渡してくれるのは私自身で感動するくらい心に残る、20年前にやってみたかったなと思うくらい感激しました。3人で走ることは無いので、すごく良い思い出になったなと思います」とし、「また10年後会いましょう」と再結成を約束した。

 「ASICS-」は国籍、性別、ランニング経験の有無を問わずに誰でも無料で参加可能で昨年は179カ国以上、約5万6000人が参加した。エントリーはアシックスが提供するアプリ「ASICS Runkeeper(アシックスランキーパー)」やレース登録プラットホーム「Race Roster(レースロースター)」から応募できる。

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