霧馬山“白鵬引退後の角界”で活躍誓う「もっと頑張らないと」 合同稽古

 大相撲九州場所(11月14日初日、福岡国際センター)に向けた合同稽古が25日、東京・両国国技館内の相撲教習所で始まり関取9人が申し合い稽古を行った。ホープ、幕内霧馬山(25)=陸奥=が22番取って、12勝10敗と気を吐いた。

 「久しぶりに関取と稽古をやった。いい稽古だった。まあ、1日20番ぐらい、できればもっとやりたいなって、前からずっと思ってたんで。まあできるだけけがしないようにやりたい。立ち合いの当たり、そして、まわしを取って、頭を付ける、そういうのをいつも意識してやってたんで」と、充実の口ぶりだった。

 毎場所、合同稽古は皆勤している。稽古後も居残りで基礎運動を繰り返すなど豊富な稽古量で成長一途。「最初から最後まで、けがをしないように。一日一日、できるだけもっとやっていきたい」と残り3日、さらにペースアップの考えだ。

 先場所は西前頭2枚目で2大関正代、貴景勝を含む、三役以上を6人撃破。新三役も視界に入る。「先場所前に、場所前の稽古を一生懸命、部屋でも若い衆と一生懸命やってたんで。それ(稽古の成果)が本場所で出たかなと思ってます。今場所もやっぱり稽古をもっとやっていきたい。(九州場所の目標は)まず勝ち越し」と意気込んだ。

 モンゴルの大先輩・元横綱白鵬(現間垣親方)が引退。「自分たちがもっと頑張らないといけないなと。やっぱり相撲をやる前に、テレビでずっと見てたんで。やっぱり、1回場所でやってたんで」と、昨年7月場所で対戦できたことが貴重な経験になった。

 稽古場で助言されたこともある。「ちょっと相撲を取る形を教えてもらったことあるんですけど。やっぱり立ち合いとか、そういうのを」と、今後に生かしていく。

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