上野由岐子が3回無安打無失点 ビックカメラ高崎がリーグ1位で決勝トーナメントへ
「ソフトボール・日本リーグ、ビックカメラ高崎8-2大垣ミナモ」(23日、山日YBS球場)
ビックカメラ高崎が大垣ミナモに完勝し、17勝4敗でリーグ戦順位1位が確定。決勝トーナメント(11月6、7日・福島)で総合3連覇を目指す。
初回に失策で2点のビハインドを負ったが、二回に日本代表の2番・市口侑果(29)が逆転適時打。その後も打線が得点を重ねて相手を突き放した。東京五輪日本代表のエース上野由岐子(39)が6点リードの五回に3番手で登板し、無安打無失点に抑えた。
上野は、この日の投球サークルが柔らかく「独特で投げにくかった」と言いながらも、貫禄の0封。リーグ1位での決勝トーナメント進出を決め、「(リーグ)後半に入って浜村がすごく安定感があって、先発としていい仕事をしてくれている。勝股ら若い選手が起用に答えてくれている」と笑顔。この日の先発で防御率0・55とリーグトップの浜村ゆかり(26)や、成長株の勝股美咲(22)らの活躍を頼もしげに見つめていた。