高木美帆 2冠目も反省「タイムも滑りの内容も全体的に不完全」女子1000M5連覇
「スピードスケート・全日本距離別選手権」(23日、エムウェーブ)
22年北京五輪シーズン初戦で、W杯選考会を兼ねて行われ、女子1000メートルは高木美帆(27)=日体大職=が1分14秒60で優勝し、大会5連覇を果たした。22日の3000メートルに続き今大会2冠目。小平奈緒(35)=相沢病院=が1分15秒65で2位に入った。
「タイムも、滑りの内容も、全体的に不完全だったなって反省はある。ラップタイムも、上がりのラップも、スタートも、なんとなく全体的にちょっとずつ良くなかった感じ」と高木美。イメージしていたという1分14秒台前半には届かず、スタートでも「数歩がうまく進まなかった」と、ミスが出たという。
「しっかりと消化させて、自分の経験にしたい」と受け止めながらも「今日のレースという点で見ると、出し切れなかったところは残念な気持ちがある」と振り返った。
22日は500メートルで2位、3000メートルで優勝。24日は1500メートルに出場する。