近大 京産大に敗れ“昨季上位3タテ”ならず「自分たちのラグビーができなかった」
「関西大学ラグビー、近大12-16京産大」(17日、皇子山総合運動公園陸上競技場)
開幕から天理大、同大から金星を奪っていた近大が、京産大に12-16で敗れて初黒星を期した。昨季3位の京産大を下して上位3タテを目指したが、フィジカルの壁に屈した。
前半6分にCTB中洲晴陽(4年)が先制トライを奪った後は、FW戦で相手の圧にはね返された。主将のCTB福山竜斗(4年)は「相手の強みであるところで勝負してしまった。好機でハンドリングエラーがあり、流れを持って来られず、自分たちのラグビーができなかった」と反省した。
中島茂監督は「開幕戦、第2戦で目指すラグビーができたが、今日は近大らしいラグビーがまったくできなかった」と振り返った。それでも終盤にはリズムを取り戻し、後半ロスタイムに4点差まで迫った。同総監督は「最後に何とか近大らしい展開ラグビーができた。修正して次節に臨みたい」と切り替えた。