ラグビー日本代表候補が２日、宮崎合宿を本格的に開始した。ジェイミー・ジョセフヘッドコーチ（ＨＣ＝５１）が取材に応じ、白紙だったキャプテンをフランカーのピーター・ラブスカフニ（３２）に決定したと明かした。副キャプテンにはＣＴＢ中村亮土（３０）＝東京サントリーサンゴリアス＝が就く。

　２人を指名した理由に「安定感」を挙げた指揮官。前主将でフランカーのリーチ・マイケル（３２）＝東芝ブレイブルーパス東京＝には「責任をなくす方が彼にとっても良い」とプレーに専念してもらう狙いもある。

　新主将のラブスカフニは１９年Ｗ杯でゲームキャプテンは経験済み。協会を通じて「名誉で光栄な気持ちです」と今後のオーストラリア戦（２３日、大分・昭電ドーム）などを見据えた。