阿炎が2回目の十両優勝 幕内返り咲き確実も「相撲に集中します」

 錦木(左)に強烈な張り手を浴びせる阿炎(撮影・園田高夫)
 錦木(手前)を攻める阿炎(撮影・伊藤笙子)
 錦木(左)を押し出しで下し、2敗を守った阿炎(撮影・伊藤笙子)
3枚

 「大相撲秋場所・14日目」(25日、両国国技館)

 東十両5枚目の阿炎(27)=錣山=が錦木(伊勢ノ海)押し出して11連勝で12勝目(2敗)を挙げた。1差で追っていた錦富士(伊勢ケ浜)が4敗に後退したため、阿炎の2017年秋場所以来4年ぶり2回目の十両優勝が決まった。

 もろ手で突いて、押し込むと、土俵際も相手をよく見て攻め切った。「錦木関には土俵際でいなされて負けることが多いので、しっかり足を出せた」と取組を振り返った。

 九州場所(11月14日初日、福岡国際センター)で7場所ぶりの幕内返り咲きを確実にした。「全部終わってみてなので、終わってから考えます。振り返るには早い。あしたの相撲に集中します」と千秋楽、勝って締める。

 阿炎は昨年7月場所中、場所前に協会の定める新型コロナウイルス感染防止のガイドラインに違反。3場所連続出場停止処分を受けた。春場所、幕下で復帰し、2場所連続で7戦全勝優勝。先場所、関取に返り咲き11勝を挙げた。

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