陸上・泉谷 110メートル障害、大会新で準決へ リレーではアンカー「いい思い出」

 「陸上・日本学生対校選手権」(18日、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)

 男子110メートル障害予選で、東京五輪代表の泉谷駿介(順大)が13秒44の大会新記録で全体1位となり、19日の準決勝に進出した。泉谷は400メートルリレーではアンカーを務め、チームの3位に貢献した。

 泉谷が五輪代表の実力を見せつけた。予選では中盤以降抜けだす走りで堂々の大会新記録。「調子は良くないかなと思ったけど、(最後)流して(13秒)4。あまり動きは五輪と変わってないのかな」とうなずいた。今大会は“本命”の110メートル障害の他に、走り幅跳び、400メートルリレーに出場。リレーではアンカーを務め3位に入った。「疲労は結構きてる」としつつも、「表彰台に乗れるのはうれしい。いい思い出になりました」と笑顔だった。

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