「陸上・日本学生対校選手権」（１８日、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場）

　男子１１０メートル障害が行われ、東京五輪で準決勝進出を果たした泉谷駿介（順大）が１３秒４４の大会新記録で予選１組トップとなり、準決勝に進出した。

　中盤以降抜けだす走りで、五輪代表としての実力を見せつけた。「あんまり調子は良くないのかなと思ったけど、（最後）流して（１３秒）４。あまり動きは五輪と変わってないのかな」とうなずいた。

　今大会は“本命”の１１０メートル障害の他に、走り幅跳び、４００メートルリレーに出場。走り幅跳びでは３位に入った。「結構きついですけど、４年生としての役目を果たすためにはこのくらいやらないといけない。これからも頑張りたい」と力を込めた。