「バレーボール男子・アジア選手権、日本３－０オーストラリア」（１７日、千葉ポートアリーナ）

　２次リーグ最終戦が行われ、Ｅ組で世界ランク１０位の日本は同３２位のオーストラリアを３－０で下した。１次リーグでカタールに勝利しており、対戦成績は持ち越されるため日本は２勝１敗で１８日の準決勝進出を決めた。

　第１セットは中盤まで追いかける展開となったが、１６－１８から主将でエースの石川祐希（ミラノ）の３連続得点を含む６連続得点で逆転すると、最後は粘りの守備で相手のミスを誘い２５－２３で奪取。リズムをつかんだ日本は第２セットも序盤から連続得点でリードすると２５－１７で連取した。

　第３セットも一進一退の攻防となったが、２５－２３で粘り勝ち。前日の敗戦から悪い流れを断ち切るストレート勝ちで、次戦へつなげた。

　今大会は１６チームが参加。決勝は１９日に行われ、上位２チームが来年の世界選手権（ロシア）の出場権を獲得する。