鈴木孝幸がIPC選手委員に 日本人初、競泳メダル5個

 国際パラリンピック委員会(IPC)は4日、東京大会の競泳男子で5個のメダルを獲得した鈴木孝幸(34)が新たな選手委員に選出されたと発表した。日本パラリンピック委員会によると、日本人では初めて。任期は2024年パリ大会まで。選手委員は大会運営や競技普及などにアスリートの意見を反映させる役割を担う。

 鈴木はIPCを通じ「委員に選ばれて大変光栄に思う。アジアの声をIPCに届ける大きなチャンス。パラリンピック運動をさらに広めていきたい」とコメントした。

 このほか競泳男子のスター選手で、今大会を最後に引退を表明しているダニエウ・ジアス(ブラジル)らが選ばれた。

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