パラ競泳・東海林大が全体8位で決勝へ 世界記録保持者の重圧も「全力で楽しんで」

 「東京パラリンピック・競泳」(31日、東京アクアティクスセンター)

 競泳男子200メートル個人メドレー(知的障害SM14)の予選が行われ、世界記録保持者の東海林大(22)=三菱商事=が2分15秒54の全体8位で午後の決勝に駒を進めた。

 ギリギリ8位で予選を通過した東海林はレースを振り返り、「プレッシャーに勝てないままだったけど、タイム、メダルどうこうより決勝に残れたことが素晴らしい」と胸を張った。

 世界記録保持者として注目が集まるが、「期待が高まるたびにパフォーマンスが出せないというのもある」と東海林。それでも、エントリーしている3種目中2種目を終えているため、泣いても笑っても、午後の決勝が東京大会最後のレースになる。「今大会で、個人種目で初めて決勝に残れるので全力で楽しんでいけたら」と語った。

 リオ大会銅メダルの中島啓智(22)=あいおいニッセイ同和損保=は2分23秒57の全体18位、100メートル平泳ぎを世界新で制した山口尚秀(20)=四国ガス=は2分17秒43の全体11位でともに敗退した。

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