柔道・大野 今後は「全くの白紙」 五輪V2の“代償”大きく

 東京五輪柔道男子73キロ級で2連覇を果たした大野将平(29)=旭化成=が30日、共同通信のインタビューに応じた。3連覇へ向けた闘いについて「全くの白紙」とし、「そんなに甘くない。この5年間は自分を殺すような稽古を毎日考えてきたから、心がもたないかもしれない。(男子日本代表の)井上監督には『また燃えるものが出てきたら、やればいい』と言われた。まさにその通り。稽古やトレーニングは続けていく」と話した。五輪から1カ月が過ぎ、「(8月末時点で)柔道着も着ていない。道場に行くのもしんどいような気持ちだ」という。

 9分を超える激闘となったシャフダトゥアシビリ(ジョージア)との決勝では開始1、2分ほどで左手親指を痛めたという。「試合後の診断では脱臼だった。靱帯(じんたい)も相当悪い」と明かした。

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