三重国体が中止 4者協議で合意 鈴木知事「断腸の思い。県民の命を守り抜かないと」

 三重県で今秋開催予定の国体と全国障害者スポーツ大会の中止を発表する鈴木英敬知事
 文科省、日本スポーツ協会などとオンラインで協議する三重県の鈴木英敬知事
 日本スポーツ協会などとオンラインで協議する三重県の鈴木英敬知事
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 日本スポーツ協会(JSPO)の伊藤雅俊会長、日本障がい者スポーツ協会の山田登志夫常務理事、スポーツ庁の室伏広治長官、三重県の鈴木英敬知事の4者協議が25日、オンラインで行われ、9、10月に開催予定だった三重とこわか国体と全国障害者スポーツ大会の中止について合意した。26日の国体委員会で正式決定する。

 昨年の鹿児島国体に続き2年連続の中止となった。

 新型コロナウイルスの感染拡大にともない、三重県から中止の要請が行われていたが、全国的な感染状況を踏まえ「中止は避けられない」と判断した。

 鈴木知事は「爆発的な感染拡大にともない、断腸の思い、苦渋の決断ではありますが、県民の命を守り抜かないといけない」と、説明した。

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