組織委・橋本聖子会長「大会契機に誰もが生きやすい共生社会を」
「東京パラリンピック・開会式」(24日、国立競技場)
東京五輪から2週間の時を経て、東京パラリンピックが開幕した。開会式は無観客の国立競技場で行われた。大会には161の国・地域と難民選手団を合わせ、史上最多4403人の選手が参加。日本選手団は史上最多の254人となる。
大会組織委員会の橋本聖子会長は「大会を契機に、互いの違いを認め合い、支え合い、いかなる差別も障壁もなく、誰もが生きやすい共生社会を築いていきたい」とパラアスリートたちへの期待を込めてあいさつ。IPCのアンドリュー・パーソンズ会長は「皆さまは人類の中で最高の存在だ。もし世界が、たとえあなたにレッテルを貼ったことがあったとしても、今こそ一人の人間というラベルに張り替える時です」と語りかけた。