ソフトボール・日本が0-8大敗 本番へ不安…先発の藤田が乱調 メキシコと練習試合

 東京五輪のソフトボール女子日本代表が9日、合宿中の群馬・高崎市でメキシコ代表との練習試合を報道陣に公開した。エース上野由岐子(38)とともに先発二本柱を担う藤田倭(30)=ビックカメラ高崎=が先発し、7回を投げ2本塁打を含む7安打8失点。チームは0-8で敗れた。非公開で行われた1試合目は8-0で勝利した。上野は2試合とも登板しなかった。

 先発の藤田が三回まで満塁弾を含む2本塁打を浴び、序盤で8失点と苦しんだ。四回以降は1安打無失点で計9奪三振と持ち直したが、宇津木麗華監督は「打たれた後に抑えても意味はない」と反省を促した。

 一方、チームには明るい目標もできた。首都圏は無観客となったが、21、22日に日本戦が行われる福島市のあづま球場は有観客となる。チームを引っ張る山田恵里主将(37)は「復興五輪(というテーマ)もある。かなり気を引き締めて結果を出していかないといけない」と話していた。

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