勝南桜聡太、100連敗に“王手” 寄り切られ99連敗

大典翔(左)に寄り切られ、99連敗となった勝南桜=ドルフィンズアリーナ(撮影・佐藤厚)
大典翔(左)に寄り切られ、99連敗となった勝南桜=ドルフィンズアリーナ(撮影・佐藤厚)
大典翔(左)に寄り切られ、99連敗となった勝南桜=ドルフィンズアリーナ(撮影・佐藤厚)
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 「大相撲名古屋場所・6日目」(9日、ドルフィンズアリーナ)

 “史上最弱力士”西序ノ口24枚目の勝南桜聡太(しょうなんざくら・そうた)=22、式秀=が大典翔(追手風)に寄り切られ、2連敗。自身の持つ史上ワースト連敗記録は「99」に伸び100連敗に“王手”がかかった。

 4日の初日以来、“中4日”の取組。15歳に組み止められ後退し、なすすべなく土俵を割った。取組後はリモート取材には応じず、支度部屋に戻った。

 先場所、勝南桜は7戦全敗で自身の持つ89連敗記録を更新し、97連敗で終えていた。

 今年初場所、服部桜太志(はっとりざくら・ふとし)から改名。神奈川県茅ケ崎市出身で「地元の名前を入れたかったので『湘南』を入れた」と言う。下の名前は将棋界を席巻するスター、藤井聡太2冠から名付けた。

 改名後、23連敗と白星が遠い。15年九州場所の序ノ口から、通算3勝233敗1休となった。

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