国際パラリンピック委員会(IPC)は30日、8月24日開幕の東京パラリンピックで結成する難民選手団として、シリアやアフガニスタンなど4カ国出身の6選手が出場すると発表した。男子5選手、女子1選手の構成で、男子2選手のみだった2016年リオデジャネイロ大会から3倍に増加した。
リオ大会にも出場した競泳のイブラヒム・フセインらシリア出身の3選手が名を連ね、イラン、アフガニスタン、ブルンジ出身の選手団が陸上やカヌー、テコンドーも含めて4競技に参加する。
パラリンピックは五輪同様にリオ大会で初めて難民選手の特別参加を認めた。